Selene

About Selene Seleneについて

Seleneについて

Selene を体験させていただいて気づいた、
期待できる医学生理学的効能

亀井先生



亀井 勉 先生(医学博士)

一般社団法人 健康促進・未病改善医学会 代表理事

ハーバード大学のD. マンシュタイン博士とR. ロックス アンダーソン博士の「脂肪細胞の凍結分解」に関する研究によると、人の脂肪細胞は4℃で分解される特性があるとされています。つまり、Seleneは、その原理を利用して、クライオ効果(-10~15℃)により脂肪細胞を分解し、その後のサーマル効果(30~42℃)によりリンパからの脂肪細胞の排出を促すと推測できます。これにより肥満防止が、さらには生活習慣病の予防が期待できます。また、リンパへの刺激は、免疫系の賦活化のみならず、総合的に抗加齢につながることが考えられます。
又、Seleneの施術の際には、経絡に沿ったトリートメント等によって、顔だけでなく、頸部、胸部、腹部、臀部、下肢といった、全身への施術を行うことができ、より幅広い効果が期待できます。なお、体の部位ごとにトリートメントプログラムがインストールされており、施術者にとっては、そのプログラムを呼び出すだけの、簡単な操作になっているようです。

使用の際の温度設定も、クライオ(-10~15℃)、サーマル(30~42℃)と、短時間の使用であれば体に悪影響を及ぼすことは考えにくい温度帯なので、安全・安心な装置といえます。
更に Selene の効果効能、安全性を、従来の類似の技術から考察すると、「交互浴(温冷交代浴)」が挙げられます。サウナ室で体を温めてから水風呂に入って今度は冷やす。これを繰り返すことにより深いリラックス状態に導くことができると言われています。

フィンランドでは、サウナ室を出ると氷が張っている池に飛び込めるようなつくりになっているそうですが、そのときの水温については氷点下であっても問題は起きていないとのことです。
また、オランダの大学病院が行った研究では、18~65歳の男女3千人あまりを対象に、熱い風呂に入浴した後に30秒間冷たい(10~12℃)シャワーを30日間浴びてもらい、その後の90日間を観察した結果、会社の病欠が約3割も減ったとのことです。
この研究は、上記のサウナでの交互浴がなぜフィンランドやバルト3国で健康促進にもつながる無侵襲な方法として広く一般人に受け入れられてきたのかを示唆するものです。
上記の似たコンセプトと思われる習慣(サウナ)及び学術機関による研究結果から、熱い風呂への入浴による全身の末梢循環の促進と、冷たい水に飛び込む(シャワーを浴びる)ことを交互に繰り返すことによる"ちょっとした非日常の体験"は、究極の気分転換とそれによる免疫系の賦活化とをもたらしてくれるのではないかと推測できます。
このたび日本初上陸のSeleneは、イタリアの医療機器メーカーが開発した装置で、欧米では多くのユーザーから好評を博しているようです。日本では、今年デビューしたところですが、既ユーザーから、末梢循環の促進、リラクセーション効果、肥満防止などによる抗加齢の効果とそれによる健康促進効果が得られるとして、喜びの声が伝わってきていると聞き及んでおります。
以上申し上げた通り、医学生理学的な見地から関連資料も集めてそれらをもとに検証を試みた限りにおいては、さまざまな効果が期待できる素晴らしい装置といえます。